私は都内に住む30代主婦です。私の、今思えば不思議な体験談をお話します。
私は大学を卒業後、社会保険労務士事務所で約4年近く働いていました。環境にも恵まれており、自己都合でやめようとは一切考えていなかったのですが、会社の支社合併に伴い、人員削減とのことで、会社都合退職を余儀なくされました。
次の転職活動を始めますが、なかなかうまくいかず、気持ちの面で、相当ストレスが溜まっていたように思います。
そんな矢先、なかなか寝付けずにいると、浅い夢を見ました。夢なのか現実なのか、とても曖昧な感じで、寝付けず寝返りを繰り返す自分を客観視しているような夢でした。
すると、寝ている私の左側に、ほんのりと緑の光に包まれた、英国紳士風の外国人が立っていました。不思議とその人には、いわゆる幽霊のような恐怖は感じず、時折私は時計で時間を確認したりするほど、冷静に、なぜこの人は今ここにいるのだろうと感じる程度でした。その後、彼はふわりと私の全身に散るような感じで消えてゆき、はっとしたように私は飛び起き、疑問をいだきながらも、再度眠りにつきました。それからというもの、その時の出来事が頭を離れずにいました。
その後、私は知人の勧めにより、海外にインターンシップに行くことになります。転職活動もうまく進まず、海外へ出るのも悪くないかなという浅はかな気持ちで、何かに導かれるようにしてドイツへと向かいます。単刀直入にいうと、そこで出会った彼が、今の旦那です。
あの時の夢の外国人が、現旦那とどのようにして結びつくかはわかりませんが、不思議なことに、既に亡くなっている彼の曽祖父の写真が、あの夢の外国人男性と重なるんです。あくまで私の感覚の話ですが、私が導かれるようにしてドイツへ渡ったことも、彼と国際結婚をしたことも、何か紐づけられているような気がしてなりません。
人生、何が決め手となるかわかりませんが、自分が作り出したであろう夢の中の人間が、私の人生をここまで大きく変えるとは思ってもいませんでした。私にとって、忘れることのできない、不思議な体験です。

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