37歳女性です。これは、私が大学生のときの話です。祖父が末期の肺がんを患ってしまい、余命わずかでした。その当時、私は実家を離れて都内で一人暮らしをしていました。時々、祖父のお見舞いに訪れていました。余命宣告はされていましたが、それはまだ先のことでした。
その日は、翌日がテストでしたので、それなりに資料をまとめていました。普段、テストでも、そういうことはあまりしないタイプの人間でしたが、そのときは、なぜか1時過ぎまでやっていたんです。パソコンを使った作業をしていましたが、パンとパソコンの画面が暗くなって電源が落ちました。上書き保存をしながらでしたので、「もう…」とは思いましたが、それほど嫌な気にはならず、ふと時計を見ると、夜中の1時でした。1時までやるってことが、ほとんどなかったので、これもいいタイミングだと思い、その日はそれで終わりにして、寝ることになりました。
朝方、携帯がなり、母からの連絡で祖父が亡くなったことを知りました。余命宣告と言っても、やはり人間が決めることだから、体調などもあり、早まったんだなと悲しいと思いながらも考えて、実家に帰りました。葬儀を終えて、ばたばたした空間から抜けて、ゆっくりと家族で話をした時に祖父の亡くなった状況を聞きました。まあまあ元気にしていたのですが、看護師に家族を呼んでくれと言い、家族が集まり、みんなが揃った後に、本当に眠るように亡くなったそうで、その時間がなんと夜中の1時ぴったり。それを聞いた時に、ゾクゾクして、怖いというよりも、亡くなったことを知らせていたのに、気がつかなくて申し訳ないという気持ちになり、また涙が出てきました。偶然と言えば偶然かもしれませんが、それを知り合いの看護師に話をしたら、そういう現象って珍しくないそうです。本当に、普段だったら家で勉強をすることもなかったのに、本当に不思議な話です。人によって見方は様々だと思いますが、偶然が重なっても、そういうことが起きた。だから、祖父が亡くなった日のことはよく覚えているんです。

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